我が記憶に不審をおぼえたので先の文章を少し訂正しておきました(がああ)。とにかく今はいろいろ読む。
こうの史代・竹宮惠子・吉村和真『マンガノミカタ』(樹村房、2021年)読む。『フキダシ論』で取り上げられていたので。ムック本サイズで超でかいのがいいですね。こうの史代の『ギガタウン漫符図譜』は記号に対する戦慄的な巧緻が充満していて、少し引いてしまう。
個人的な関心では吉村和真「〈似顔絵〉の成立とまんが――顔を見ているのは誰か」(ジャクリーヌ・ベルント編『マン美研―マンガの美/学的な次元への接近』所収)を今度読んでおきたい。
塚田さんのマンガの議論もどれもおもしろい。