波のケンタウ…リ
リック・アルトマン、行田洋斗訳「ムービング・リップス──腹話術師としての映画」(1980年)。『表象16』(表象文化論学会、2022年)に掲載されている。 以前べつの場所で、Vtuberの配信における声のでどころについてふれた。Vtuberがおしゃべりを行う。だが…
石岡良治、土居伸彰、前川修 、大﨑智史、中村紀彦、大橋完太郎(司会)「共同討議(特集 アニメーション「超」講義! : 現代アニメーション論の先端に学ぶ)」、『美学芸術学論集』第13号、神戸大学文学部芸術学研究室、2017年 https://da.lib.kobe-u.ac.jp/…
読み逃してたのに追いつこうとヒイヒイいいつつ表象16号。この号はアニソンとフレンチフェミニズムのカップリング特集ということで、 www.repre.org 石岡良治、輪島裕介、石田美紀、細馬宏通、橋本一径のアニソン共同討議は大充実。これはほんとにおもしろく…
『賭博の記号論』(新曜社、2018年)から実況に関連するところを読む。檜垣さんがいるので当然ウマ。 杉本「やっぱり馬券が全然売れてないというのはないんで。どなたかがやっぱり買ってらっしゃるんで。一応基本的には全頭をどこかでいってあげないと、俺の…
聖剣伝説2リメイクにこの前やっと手をつけた*1。ポポイを見るたび落涙激しい私。私にとってのゲームの妖精キャラはポポイであり妖精キャラの定義はそこで終了していた*2。オイラであり、性別不明。ドワーフの老人に育てられ、かれからの愛称はチビすけである…
冬の火事と聞いてそれぞれ思い描く冬のずれから色紙が散る/服部真里子『行け広野へと』 宝石が純度の高い娯楽だった時代を考える。宝石にも、あえて言えばビデオゲームやボードゲームのようなダイレクトな面白さが期待できた時代を。それがファセット加工に…
www.youtube.com 先日MACCサイト上に映像作家・五島一浩によるPeel-Apart TV Animeの報告が上がった。作家自身の文章から説明を引くと、これは80年代に東映アニメーションに制作された「夢戦士ウイングマン」(原作・桂正和)の原画と完成版の映像をそれぞれ…
キラーな引用のストックを増やすべく連日MVにかじりついている(言葉のコソ練)。なかでA Tribe Called Quest "Scenario"(1992年)のMVの画面にオヤッとした。古典的なDTMのパラメーターメニューのような、イラスト制作ソフトのツールバーのような。wikiped…
学園アイドルマスターというのがどうやら誕生したらしいとは聞いていたがこのMVを今日は見て予定がだめになった。全身がスパーク! びりびりした! それはきっとこのMVにかかわっているすべてのひととこと*1によるのだろう。 ]www.youtube.com このMVに見え…
(……)近代のイメージ体験の全体は、「グリッド」と「レイヤー」の対立として捉えることができるのではなかろうか。 (……)さらに重要なことに、「グリッド」的フレームと「レイヤー」的フレームは、20 世紀のポスターにおける二つの対立するスタイルとして…
基本無料プレイで持続運営タイプのゲーム「Limbus Company」(Project Moon、2023年)というのがある。過去にロボトミを開発していた韓国のデベロッパーによる作品だ。リンバスのほうは主に初期にプレイしていた。なので最近はもしかしたら様子も違うのかも…
キャラの固有性が背景込みの事例について。 以前べつにふれたがファンアートにおいて背景色込みのパターンがある。MVのファンアートに多い。キャラクター主体の昨今のMV作りでカラーリングと特徴づけの問題からでてくる要素なのかも知れない。「強風オールバ…
三宅さんの新しい連載がWIREDで始まった。ビデオゲームをデザインする3組のAIの図式はおさらいとして、古今のSFから例を広範に拾ってきてくれる。 wired.jp しかしこうしてみると環境というポイントがやはりせりだしてくるように映る。3種類のAIが入り乱れ、…