昨日引いたレタイトナイトというマンガ作品の連載を香山さんが始める前に、その準備作業自体をマンガ連載にしたもの。マンガを描く/連載することをひとつの「プロジェクト」という枠組みでここでは扱う。引用画像↓を少し見れば判るようにめちゃくちゃナレッジ~! ていうかアウトライナー使ってるひとの多くはそもそもこういうことを回したくてやってるんだと思う(想像)。
(p.38)
(p.47)
とにかく説明がうまい。またそれを開陳する際の絵を通した比喩のアイデアも豊富。いろいろな存在物の、造形のロジカルな自由さは言うまでもなく。
こういう本がかけることと、こういうものが本としてあるということと、どちらも大したものだと思う。いろいろウーン・・!となってしまう部分が私としては正直多いのだけど自分でもなにかしてるとき、あとから「そういえばああいうやり方で進めてたひともいたなあ」と思いだせる例に豊富にふれておくことはたぶん悪いことではない筈。